電車での長くて短い時間の使い方

これは私が中学生だった頃のお話です。
私は電車通学で遠くの学校に通っていました。1時間くらい電車に乗って通っていました。1時間もあればいろいろなことが出来るわけです。睡眠、読書、SNS、音楽を聴いたり、その日あるテストの勉強をしたり、とそんな感じで時間を過ごしていました。ありきたりな日々です。
そんなある日の出来事です。いつもの時間、いつもの車両、いつもの混み加減の電車に乗って座席の前に立っていました。すると通勤ラッシュで混んでいる車内におばあさんが乗ってきました。優先座席付近でもなく、私のような時間の使い方をしていて座っている人はなかなかおばあさんに気が付きません。私は立っていたのでどうすることもできないままでいました。そのとき、近くに座っていた学校が近い男子高校生がさっとおばあさんに席を譲っていました。当時、中学生だった私にはその高校生の姿がとてもかっこよく見えました。次の日も同じ電車に乗るとどうやら私と同じ車両を使っているようで、その人が座っていたのです。喋ったわけでもないのに、どうしてかめが離せなくて、あんなに長く感じていた通学時間がとても短く感じられました。目があったりして1人で勝手にどきどきする日々です。そんなことが日課になりつつあるとき、春休みになりました。春休みが明けるのが楽しみで、4月登校するといつもの車両に彼はいませんでした。卒業してしまったのかな?と少し寂しかったです。それでも彼との出会いはつまらない通学時間を素敵な時間に変えてくれたかけがえのないものになったのです。気になるめっちゃぜいたくフルーツ青汁の口コミはこちら。